ママ友は本当に怖い存在なのか?
つい先日、友達が「ママ友は怖いって思ってたけど、本当に良い人達に囲まれて幸せ」って言っていたんですよね。
実は、もれなく私もそう思っていた一人なんです。「ママ友との人間関係は面倒くさい」「グループに馴染めなかったらどうしよう」──子どもが生まれる前、そんな不安を抱えていました。
でも実際は、私の周りにも怖い人なんて一人もいませんでした。むしろ、温かくて理解のある素敵な人たちばかり。これって偶然でしょうか? いいえ、実は明確な理由があったのです。
人間関係のストレスは「無意識の設定」が原因
何でかなー?って思った時に、意識の視点から見ると答えが見えてきました。それは「私の周りにいるママ友は優しい人」って無意識に設定していたからなんです。
人間関係のストレスを抱えている人の多くは、知らず知らずのうちにネガティブな設定をしてしまっています。「あの人は苦手」「きっと嫌われている」「ママ友グループは排他的」──こうした思い込みが、実際にストレスフルな人間関係を引き寄せてしまうのです。
無意識の設定は日常にあふれている
無意識に設定していることって、実はたくさんあります。
食後に歯を磨く、朝起きたらトイレに行く、コーヒーを飲むと目が覚める──人によって内容は違うけれど、私たちの生活にはこうした「自動的な設定」がめちゃくちゃあるんです。
そして人間関係についても同じです。
「うちの主人はこんな人」「うちの子どもはこういう子」「〇〇さんはこんな人」──こうした設定を、無意識のうちに作り上げてしまっている。まさに過去の私がやっていたことでした。
ママ友との人間関係が楽になる思考の転換
ママ友との人間関係にストレスを感じている方は、もしかしたら無意識に「ママ友は面倒な存在」という設定をしているかもしれません。
でも、その設定を「ママ友は味方で、お互いに支え合える存在」に変えてみたらどうでしょう? 不思議なことに、実際に出会う人たちも変わってくるのです。
これは引き寄せの法則とも言えますし、自分の認識フィルターが変わることで同じ人の違う側面が見えてくる、とも言えます。いずれにしても、あなたの体験する現実が変わることは間違いありません。
人間関係の断捨離は「設定の見直し」から
人間関係の断捨離というと、「付き合う人を減らす」「距離を置く」といった物理的な行動をイメージするかもしれません。もちろん、それも一つの方法です。
しかし、その前にまずやるべきことがあります。それは、自分の中にある「無意識の設定」の断捨離です。
「この人とは合わない」と決めつけていた思い込み、「ママ友関係は大変」というネガティブなイメージ、「自分は人付き合いが苦手」という自己定義──こうした不要な設定を手放すことで、人間関係のストレスは大きく軽減されます。
自分の人生は自分の思った通りにしかならない
これは厳しい言葉に聞こえるかもしれませんが、実は希望に満ちた真実です。
自分の人生は自分の思った通りにしかならない──つまり、あなたがどう思うかで、あなたの体験する現実が決まるということ。ママ友との人間関係も例外ではありません。
「ママ友は怖い」と思えば怖い人が現れ、「ママ友は素敵な仲間」と思えば素敵な人と出会える。あなたの内側の設定が、外側の現実を創り出しているのです。
無意識の設定に気づくワーク
では、具体的にどうすればいいのでしょうか?
まずは、自分が無意識に設定していることを書き出して、気づくところから始めましょう。
書き出してみる質問:
- 「ママ友について、どんなイメージを持っているか?」
- 「人間関係において、いつも繰り返されるパターンはあるか?」
- 「家族や周りの人について、どんな決めつけをしているか?」
- 「人付き合いについて、どんな信念を持っているか?」
正直に書き出してみると、自分でも驚くほど多くの「勝手な設定」をしていることに気づくはずです。
人間関係のストレスから解放されるために
人間関係のストレスの多くは、実は相手の問題ではなく、自分の内側にある設定の問題です。特にママ友との関係においては、「こうあるべき」という思い込みや、「嫌われたくない」という恐れが、不必要なストレスを生み出しています。
必要なのは、人間関係の断捨離というよりも、まず「思い込みの断捨離」。そして新しい、より前向きな設定を意識的に選び直すこと。
「私の周りには、温かくて理解のあるママ友がいる」「お互いに尊重し合える関係が築ける」──こうした設定に変えていくことで、実際の人間関係も驚くほど変化していきます。
まとめ:意識的な設定で人間関係は変わる
ママ友との人間関係に限らず、すべての人間関係は、あなたの無意識の設定によって大きく影響を受けています。
今日から、自分がどんな設定をしているのかに意識を向けてみてください。そして、ストレスを生み出している設定に気づいたら、それを手放し、新しい設定を選び直す。その小さな一歩が、あなたの人間関係を根本から変えていくきっかけになるはずです。
まずは紙とペンを用意して、あなたの無意識の設定を書き出すところから始めてみませんか?
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